CLIMを始めたきっかけ

当社は一般アパレルのOEMや自社ブランドを展開している会社でした。知り合いから医療ユニフォームについて「おしゃれで着やすい医療服がない」と話を聞いて、“当社の経験を活かして、医療関係者の方々の役に立つことができるのではないか”と思ったのがCLIMブランドを始めたきっかけです。また、アパレル業界の工場はほぼ海外に移転されていることに、危機感を感じていました。日本で素晴らしいものづくりをしている方々はいまでもいらっしゃいますが、後継者がいなくなった途端に技術も途絶えてしまいます。微力ながら日本の製造業のためになる仕事がしたいと考えました。

CLIMのこだわり

左:CLIM代表 森信、右:丸和繊維工業 伊藤常務

「おしゃれで着やすい」ということに、こだわってものづくりをしています。おしゃれさという部分では、アパレルブランドを展開しておりますので知見がありました。しかし「着やすさ」というのは、自分たちだけで実現するのは難しい。そこで、技術力のある丸和繊維工業さんに製造をお願いすることにしました。丸和繊維工業さんには動体裁断という素晴らしい技術があります。
衣服は着ているだけで、体に負荷がかかります。少なからず衣服は肩こりの原因になります。また稼動粋も制限してしまい、パフォーマンスの低下にもつながります。そこで、稼働域を制限せず、衣服が攣れない究極の医療ユニフォームをつくろうと思ったのです。その理想を叶えるには動体裁断技術が不可欠でした。

ユーザーの声​

「まるで着ている感じがしない」「安かろう悪かろうではない白衣を初めて着た」「紹介した医師は全員気にいって購入した」などの有難いお声を医療関係者の方々からいただいております。また、CLIMのユニフォームは工業洗濯(クリーニング)に出す必要がありません。そういった手入れのしやすさもよい評価をいただいております。

CLIMが目指すユニフォーム

医療関係者が気持ちよく働ける環境をつくりたい。また、日本の製造業を盛り上げるきっかけになればと考えています。

CLIMの製品はユニフォーム用途に耐えうる丈夫さを持った、着用者の着心地を極限まで高めたユニフォームです。現職で活躍される医療従事者2名をアドバイザーに迎え、現場の意見を反映しながら開発しました。​新しいスタイルで活躍される医療従事者の方々が、ご自身をセルフプロデュースする際に着用されるユニフォームとしてCLIMブランドを確立していきたいと思います。